14王立空軍博物館・コスフォード館
(その11)

2014年08月07日(木)
最後はハンガー1と呼ばれる民間機を中心にした展示。この建物は本物のハンガーを転用したっぽい作り。
ホーカーシドレー社製HS748。元々民間用にアブロ社が開発した機体で、これはイギリス空軍向けに輸送機として製造されたタイプ。エンジンにロールスロイスのダートエンジンを使用していることもあり、見かけは日本のYS-11に似ている。
スコティッシュ・アビエーション社製ブルドッグ T1初等練習機。イギリス空軍は同機の最大ユーザーで130機を導入し2000年まで運用した。
フォーランド社製練習機ナットT1。元々小型軽量の戦闘機として開発された機体だったが、あまりにも小型だったために武装や燃料の搭載量が不足し、戦闘機としての採用は見送られたものの、その優れた機動性で練習機として採用された。イギリス空軍のアクロバットチーム・レッドアローズでも使用された。
とても綺麗な状態のスピットファイア…と思いきや、これは1/1スケールの模型だとか。BBCのテレビ番組の企画で造られたものらしい。
デ・ハビランド社製DH106コメット1 XB。世界初のジェット旅客機で展示の機体は空中分解を起こした初期の1型。ただ空中分解の原因となった客室窓は丸型になっている。
(その10)(その12)
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